クラブ愛に言葉は要らない

Albirex

2008年シーズンに向けて
チームリーダーに名乗り出た男がいる、公務員だ。
公務員は鹿島で干されていたところを
新潟が拾った形で移籍してきたわけである。
彼もまた、新潟を愛する一人である。

「伊勢丹があるから新潟に来た」
「鹿島と違って新潟にはなんでもあるし都会だ」

などということではない。
つか鹿島ってどんだけ田舎よ。

去年から彼が言い続けているのは

「ドキドキさせたい」

タイトル争いに絡みたいというのだ。
実際に横縞戦のカタタウのカットとか
フクアリでの官僚クロスの打ちそこないなど
我々をドキドキさせてくれたことがあった。
どっかの誰かさんと違いあまり多くを語らず
そしてクラブに対する愛をプレーで示しているのだ。
そのクラブ、いや、新潟に対する愛というのが
例のカレンダーにも表れている。
さらに、夫人の第2子御懐妊の際には

「実家のほうで出産したら?」

と話したと言うが新潟で出産することになったという。
公務員のみならずその家族が新潟を愛してくれているのだ。
こういうのが、クラブ愛って言うんじゃないかな。
本当のクラブ愛には、言葉はいらないと思う。

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