楽天はみんなのものだ

プロ野球

やっぱり最下位になってしまった東北楽天。
戦前からも予想はされていたが・・・

まず、楽天のことの始まりは開幕戦に勝ってしまったことにある。
その開幕戦の相手は千葉ロッテ。ロッテの監督はボビー・バレンタイン。
楽天の監督である田尾が新人監督ならボビーはメジャーでも経験豊富。
その経験の差により、開幕戦に勝ってしまったことで2試合目に早くもボロが出た。
スカパー中継で観戦していたんだがとにかく見ていて悲惨、というか容赦ない。
なにしろ2回の時点で先発全員得点。
西岡(祝・パ盗塁王)とパスクチがサイクル崩れの4安打ずつ。
一方楽天はヒットがたったの1本。
結果26-0の大差で敗れることとなった。

「いくらなんでも100敗はしないだろう」
「いや、あの貧弱打線のロッテに26点とられる方がどうかしている。冗談抜きで100敗するんじゃね?」

ちなみにロッテの貧弱打線と言うのはあくまで山本暗黒時代に存在した「水鉄砲打線」での話。
ボーリック以外に警戒する選手がいないため
「ホームラン打たれてもソロならいいや」と相手が二線級投手ばかりぶつけていた時の話である。
(しかしボーリックのホームランは別の意味で脅威だった)

しかし、まあ田尾も良くやったほうだと思うよ。
100敗回避できたのだけでも賞賛に値すると思う。
2球団のおこぼれで結成された急増チーム。
結果を残せと言うのが無理な話だ。
これはある仙台出身の大物歌手Sさんもおっしゃられている。
それに、仙台のファンは暖かかった。
たとえ負けるとわかっていても選手が一生懸命やる限りファンは見捨てない
。そして楽天が勝てば喜びを共有できる。
今楽天が置かれているのはチームが強くなる為の準備期間。
そのためにも田尾は続投がベストだった。
しかしチームが下した結論は田尾解任。
おいおい、野球はサッカーと違うんだぜ。結果でなきゃポイってさあ。
それになあ、スポーツのチームって個人の持ち物とは違うんだよ。
ファンがいて選手がいて監督がいてコーチがいて初めて成立する。
どっかのSDなんか裏方の奥さんの誕生日まで覚えていて
花とか贈ってたりしてたって言うじゃねえか。

田尾安志様、一年間お疲れ様でした。
あんなヴァカどものもとでの監督業はさぞかし大変だったと思います。
仙台の方々は来年以降のあなた様の采配に期待されていました。
それがかなわないというのがただ残念でなりません。
ある地元出身大物歌手はあなた様を解任したことで
「もう応援はしない。年間パスも買わない。あのオーナーには裏切られた」
と怒りをあらわにしているそうです。
そう、みんなあなた様の味方なんです。
今度やるときはあのヴァカどもを後悔させるくらいの
仕事をお願いしますよ。

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