たとえばお祝い事のために隠し事をするのであれば
祝ってもらえる人が喜ぶことはあるだろう。
が、今回は不祥事だ。
このようなことを隠すのは当然よくないことである。
J2仙台の4選手が酒に酔って軽自動車を破壊した件だが
これだけでも断罪されてもおかしくなかった。
で、今回。こともあろうにこの事件が発生し責任者に
報告をしたのが6日後という、常識では考えられないことである。
当然のことながら「隠蔽工作をしたのでは?」と問われるわけである。
この事件を起こしたと知ったとき、この事件をどう処理しようと
したのかはわからないが問題はそのときの考え方である。
Jリーガーと言うのは今1,000人しかいない。
プロ野球選手よりは多いがチーム数が野球の3倍近くあるのだから
Jリーガーというのが選ばれた人間たちと言ってもいい。
その時点で自覚のある行動をしなければならない。
このような事件を起こし、それが発覚したときに
どのような事態になるかはクラブのトップレベルの人間も
だいたいはわかているだろう。
ならば、事件を未然に防ぐ手立てはなかったのか。
事件を起こしてしまったときにどんな行動を起こすべきか
をあらかじめ考えておく必要があったのでは、と思う。
今回事件を起こしたのは4選手。
いずれも20歳を超えていてすでに実名報道もされている。
しかし、隠蔽をすることにより仙台という
クラブ全体のイメージまで下げてしまうことにもつながるのだ。
元飯田産業のKはそのまま逮捕されてしまったから
隠しようがなかったのかもしれないが
「警察のやっかいになってないので」と言って
隠してもいいというのはどうかと・・・
とにかく上がいっかりしないとな。