GKがフィールドプレーヤーとして出場したけど

Jリーグ

ルヴァンカップ準々決勝第1戦の神戸-福岡戦にて
アビスパ福岡のGK山ノ井拓己がフィールドプレーヤーとして試合に出場した。
ルヴァンカップの試合ではあるがJ1のチームとしては初めてのことである。
(J3では旧レギュレーション下で複数のケースあり)

というのも、今のJリーグには新型ウィルス感染症に関する規定があり
試合出場には13人の選手を登録することとある。
登録人数を満たさなければその試合はできなくなり原則として後日代替開催される。

ただ、今年のJリーグはワールドカップの関係で
最終節が通常よりも早い時期に設定されている。

つまり、中止にすると代替開催が難しくなる可能性があり
試合ができないと無効試合(0-3の負け扱い)となってしまう。
だから無理にでも13人の選手を揃えて試合に臨むというケースが出てしまう。

当然、フィールドプレーヤーがいなければGKを複数人ベンチにいれることもある。
特に今回はFW城後寿が足をつりこれ以上プレーできない状況におかれたため
ベンチに入っていたGKの中から山ノ井が出場した。

そんな状況で起こったこの出来事を珍事とか言っている人もいるようだけど
新型ウィルス感染症禍とワールドカップの関係でこうなっているから
珍事でもないし、今後もありえる話でもあるけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも今回の件で13人規定が問題としてJリーグに訴えかけるという情報もあるし
福岡にさらなる感染者が出て土曜日の試合は中止となってしまっている。
試合できなきゃ負けって扱いになるのはどうかとは思うけどこれがリーグ戦ならともかく
白黒はっきりつけなきゃいけないルヴァンカップの決勝ラウンドじゃあ仕方ないんじゃないか。

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