浦和にとって唯一数と声量で圧倒できない空間が新潟スタジアムと
某新聞に書かれていた。たしかに数や声はたいしたことはなかった。
しかし、新潟スタジアムにやってくる他のアウェイのサポに比べ
数や声という点では比較にするのが失礼なほどくらい圧倒していた。
さらには、その浦和サポが実に紳士てきなのよ。
だいたいさ、新潟駅から新潟スタジアムまで相手のサポと一緒に
歩いていくなんてことがいままでなかったからな。
徒歩にして40分、家族連れだとちと難しいが
道中ほとんど坂が存在しないために若い連中ならさほど苦にはならない。
「これなら歩けるよ。(帰りは)バスの世話にはならないだろう」
とは浦和のサポの方のおはなし。まず、そういったところが他と違う。
高崎の待ち時間で友好的な会話(他サポならまず話かけてこない)
ができるという時点で違うしムーンライトでのサポの数も他と比べると
多かったし帰りの新幹線なんかほとんど赤ばっかしだったからなあ。
新潟駅の店なんか赤で占拠されていて買い物するのにも
大変だったからな。かといって威圧的なところもなかった。
さらには新潟スタジアムでの募金活動では浦和サポのほうが
額にしても募金をしていただいた方の数も多かったと感じている。
このへんが「日本一のサポーター」と称される理由なのかもしれない。
それにくらべて新潟は数が無駄に多いだけ。
声も出てないしサポ1人1人の気持ちの入り方がまだまだ甘い。
マルクスみたいな選手がいないとだめなのかい?
つうかマルクス知らないサポもいるしなあ。
たしかに今年また新潟が動員記録を作り数の点では浦和を上回った。
だけどラヴソングの歌詞の意味にその重さが感じられないのだよ。
浦和から勉強しないといけないことがまだまだたくさんある。
来年は少しでも浦和の連中に近づくように努力しなければならない。
まずは気持ちの問題。他に声だけで圧倒できるようにならないと
ダメだと思う。特にウチのようなチームはね。
とにかく、宿題がたくさん残った試合だったな。