はーい、年中長袖グレーな「1」
あおちんコト稲城市の青木さんでス。
これが公務員なんでしょうか。
事業の失敗で380億円の損失が発生。
確かに普通の会社なら真っ青です。
場合によっては会社潰れます。
それが大阪府の事業で起こったわけです。
もちろんこの380億円は税金。だからなんでしょうか。
職員の意識が欠如していたというのです。
で、大阪府のトップは
「これじゃあいけない」
ということで職員全員へその事実をメールで一斉送信。
これは税金に対する意識の低さを指摘するものなのだが
そのメールに対して、こんな答えが返ってきたという。
「愚痴はブログ等で行って下さい」
たしかに大阪府のトップ、府知事の橋下氏は
選挙によって選ばれた人物ではあるかもしれないが
それでも上司であることは間違いないわけです。
この職員がどういった意味でこのメールを送ったのかは
わかりませんが、一般企業であればこんな感じになるんでしょうか。
企業のトップからメールを受信
↓
そのメールに対して意見をしたいと感じた
↓
「このメールに意見したいんですが」
と、直属の上司にまず相談
↓
上司の指示を仰ぎ場合によってはその上司が企業のトップに
「以前送られてきたメールに対してウチの部下がこのような意見を・・・」
ま、役所職員と会社とではそういった組織の仕組みが
違うのかもしれないが今回の件を会社に例えると
ヒラが社長に直接ケチつける
これは意見をするという意味だけを考えれば別に悪いことでは
ないのだが、まず間に入る管理職の人間の立場がない。
で、もし同じ意見をするのであればもっと建設的な意見であれば
もっと目上の人に対して言葉を選ばないと、と言ったところか。
今回は当該職員が上司とともに厳重注意処分ということになったらしいが
一般の企業であれば、はたしてそれで済んだであろうか。
まあオレは公務員の経験がないからよくわからないのだが
この職員にも上司と呼べる人物がいるわけだから
今回の経緯についてはちょっと理解できない部分があると感じた。
だって、今回の件では上司の立場がなくなっているからね。
なんか公務員も定期的に一般企業で働かせないとまずいのと違いますかね。
一般企業での経験があれば税金に対する意識が
変わってくるんじゃないのかと、ね。
ま、役所のみなさんが税金に対する意識を高めていただければ
それでいいんじゃないかとは思うんですがね。
今回橋下氏が言いたかったのはそこなんですよね。
それさえ理解していただければ・・・