Jリーグにおいてなくてはならない存在になってしまった審判の誤審。
某監督は「監督はミスをすればクビ。しかし審判は次の試合も笛を吹いてる」
とおっしゃられている。まあ実際誤審を完全にゼロにすることは
人間がミスをする動物である以上難しいことである。
また、そのたびに何とか汁って抗議文たたきつけるのもタリー話だ。
長いことサポやっている身として思ったことがあるのだが
相手に有利なジャッジがあった場合にブーイングが起こることがある。
しかしそれはやればやるほど相手に有利な流れになってくるのだ。
去年最終戦の0-4での敗戦と今年の開幕戦の0-6での敗戦とでは
雲泥の差があるように感じた。去年と今年ではメンバーが違うので
実際どちらがいいのかまではいえないのだが去年の最終戦は
その時すでにゼロ提示を受けていた組長(現熊)と桑(現新波)が先発、
直樹(現普及部)がリザーブというなかばヤケクソ気味の選手起用。
それ以上に相手は戦力、サポの質、声量などサポの数以外の面で
全てを上回っていた浦和だったため「勝て」というのが酷だった。
審判のジャッジも浦和に優勝の可能性があったせいかどちらが有利とか
不利ということもなく試合が流れていった。
で、今年の開幕戦。まあ確かに川崎寄りのジャッジだったかも試練。
それは認めるのだが微妙なジャッジに対してブーイングがあり
流れが川崎のほうに傾いていったような気がする。
西京極の川崎戦がどんな試合だったのかはオレはわからないが
審判に対する抗議の意味でのブーイングで流れが相手に傾いたのであれば
やればやるほど無駄なこと。というか誤審を味方につけるくらいの
ずるさも時に必要ではないか。オレンジダービーの風物詩。
トニーニョの赤紙祭りなんて審判に先入観があったりするから
イエローでなければいけないのに赤が出るんだろ。
自分らだって誤審を利用して勝ったことがあるんだから
誤審に対するブーイングは自粛の方向で進めたほうがいいと思う。
その時にプレーにかかわった選手を称えるだけでいいと思うよ。
アルビの次節の試合がさいスタオレンジダービー。
誰でもいいから前祝頼むよ。