トーナメント方式を採用している以上、完全決着が求められ甲子園の
高校野球なんだが以前は延長18回で打ち切りだったが
投手の疲労を考え15回に短縮されているのだ。その他投手の疲労を考慮し
ベンチ入りできる選手数を18人に増やしている。
ただ、結局のところ1人の投手がすべての試合でフルイニング登板して
しまうこともありこの制度もあまり意味がないように見える。
引き分け再試合制にすると単に1試合増えるだけ。
最近の指導者の方はある程度空気を読んでいるために再試合の場合には
同じ投手を連投させることはあまりない。
せいぜい1試合目で先発した投手が中継ぎで短いイニングを登板する程度だ。
で、先のWBCに本当にくだらないといわれたルールが存在したんだが
そいつを高校野球に導入してやればどうだろう。
たとえば先発だけでも150球以上投げたら次の試合は投げるな、ていう具合に。
再試合制にしなければならない事情はよくわかるのだが
これは普通に投手に登板機会が増えるだけだから
こういったときの投手を守ってやらなければあとで取り返しの付かないことになると思う。
選手と違って指導者の方は大人の方が
やられているのだから大丈夫だろうと言うだろうが
大会が終わってみれば「優勝したA高校は決勝までB投手が1人で投げきった」
なんて結構聞くからな。
どんなに対策練ってもやっぱりこうなってしまうもんだよ。
今日は昨日決着が付かなかった関西と早実の再試合が
第4試合に行われる。どちらもがんばってほしい。