放射能警戒 鹿嶋、仙台が無期限活動休止
東北東日本大震災の影響に原発で相次ぐ事故。
そうするとこういう結論を出さざるを得ない。
3月までの試合はキャンセルとなったがスタジアムの状況次第では
4月以降も開催できるかどうかはわからない。
というよりも今だ行方や安否が不明な方もいらっしゃる。
被災地には電気も水道もない。固定電話は麻痺。
この状態ではスポーツを通じて被災地を勇気づけるなんていうレベルではない。
これがサッカー側の見解だ。
それでいてどことはいわないが某プロ野球球団は
「何としてでも予定通り25日に開幕させる。そうすべきだ。」
とか言ってるが、現状東京電力管内では輪番停電を実施しているほど
電力が不足している。何をバカなこと言っているのかといいたい。
ただ、
新井会長、必死の訴え「ともに延期して」
「何百年に一度の大災害が起きて、まだ続いています。
余震が続き、原発の問題もある。被害は現在も進行している大変な状況で、
果たして25日に開幕してもいいのでしょうか」
正直これが正論だと思う。
パリーグのある監督は
「無理してやろうとするから結論が出ない」
仙台を本拠地とするチームがある以上はこのような意見が出るもの無理はない。
さらにセンバツに出場する東北高の選手たちは被災地で炊き出しをしている。
それが日本の現状だ。
球団の強硬論を選手が止めているっていうのには違和感を感じる。
強硬論を唱えた人間に言いたいが被災地に行ってみろ。同じ生活をしてみろ。
東北高の選手に代わって炊き出しをしてみろってんだ。
屋根のない明治神宮球場でさえ、夜間の試合を開催した場合
電力消費量は1試合あたり一般家庭の1カ月分に相当するという。
オレは新井会長の意見に賛成だ。
今やらなきゃいけないことはたくさんある。
それが片付いてからでもいいんじゃないか。
もっとも、強硬論を唱える球団は
「電力は自家発電で、すべて人力でまかなう」
言うんなら話は変わるけど、それでもやるべきではないと思うよ。
それに東京ドームの電力を人力でまかなうとしたら
新城幸也とかカンチェラーラみたいな人が何人必要なんだが・・・