東北東日本大震災に被災した東北高校ナインが
選抜甲子園大会に出場した。
相手は普通にやっても強い大垣日大である。
今回被災地として練習不足等のハンデがあった。
それでも大会の主催者の配慮で1回戦の一番最後の試合で
出場することになった。
でもね、この試合は結果的に0-7で負けたんだけど
今回は勝ち負けなんて置いといて、甲子園で
どれだけのプレーができるかってとこにかかってたんじゃないかな。
大垣日大も「全力で戦うことが相手に対する敬意である」と
一切手を抜かずにに戦ったのである。
最後に大垣日大は東北の選手とあいさつをするのだが
そのときに「ありがとう」と声をかけてもらったんだとか。
それでいいんじゃないの。
試合では勝ち負けっていう結果がはっきりと出てしまうけど
その中でいかにして全力を出し切るか、そうでないかじゃないかな。
相手に対する敬意があって初めて成立するのがスポーツ。
大垣日大と東北は普通の試合では決して経験できないものを得たと思う。
東北はこれで甲子園を去るが彼らには夏の大会がある。
復興してまた戻ってくればいいさ。