今年で2年目となった交流戦。
去年は序盤からの勢いそのままにロッテが突っ走り初代王者となった。
その影で交流戦前にセリーグで首位だった中日が大失速。
5カード連続で負け越したあとホームで楽天を相手にするときは
「(楽天相手では)さすがに負け越すことはないだろう」と言われたが
終わってみれば3連敗。ロッテに敗れた際に阪神に明け渡した
首位の座を再び取り戻すことはなかった。
で今年はというと交流戦前までセリーグの首位だった讀賣なんだが
昨日の試合をテレビで見た限りでは阪神のほうがそれにふさわしい
戦い方をしているように思えた。たしかに讀賣はケガ人が多いかも
しれないのだがそれならばそれ相応の戦い方があるはずだ。
だって昨日はベニーと西岡のミスで同点に追いつき
イ・スンヨプのホームランで逆転に成功。
小坂の攻守もあり流れは完全に讀賣ペースだったんだがね・・・
その後中嶋ミチヨの旦那にホームランを打たれたが
これは工藤のミスともいえよう。「絶対にやってはいけない点を
与えてしまいリリーフに負担をかけてしまった」と自ら話している
くらいだからな。もし讀賣に阪神で言うJFK。ロッテで言うYFK並みの
リリーフ陣が構成できていたのならまた話は変わっていたのかもしれないが
それにより流れを相手に与えてしまう形となり延長の末負けたと。
これはボビーマジック(根元のエンドラン?)がはまったのではなく
讀賣のミスによる自滅である。星野仙一氏は「こんなことやっている
ようでは優勝できませんよ。そういった意味では首位から陥落して
よかったのではないですか?」とコメントを残している。
まあまだ100試合近く残しているから最終的にどこが優勝するのかは
わからないが昨日の試合だけを見た限りでは讀賣がそれにふさわしい
チームではないことがわかった。なめるつもりはないんだけど
歯ごたえがないんだよね。阪神みたいに最後まで追いつめなきゃ。
小坂誠は去年のオフにロッテから讀賣に飛ばされ
イ・スンヨプにいたってはロッテをクビになった選手。
最近の讀賣は自前で選手を育てることができないみたいで
コレに関しては星野さんもあきれていたぞ。