おい松田、起きろ。

Jリーグ

JFLの松本山雅に所属する元日本代表の松田直樹が
急性心筋梗塞で倒れてから依然、意識不明の状態が続いている。
病院に搬送された時点では心肺停止状態だったが
今では心臓は鼓動しているいう。ただしその力は小さく
人工心肺を使って維持している状態であまり状態がよくない。

で、今回の練習場には自動体外式除細動器がなかったという情報があり
「もしあったら状況が変わっていたかもしれない」
という声もあるがAEDは循環器系の全てに万能というわけではなく
心筋梗塞の場合には効果がない、とまで聞く。
ただ、それでもJ1、J2で義務付けられているAEDの設置を
JFLでも義務付けるような話が進んでいる。
実際に2005年にアルテ高崎に所属していたGKの加藤が
練習中に心臓麻痺で倒れ、そのまま命を失っている
(その後加藤が2004年に付けていた「30」が高崎の永久欠番となっている)
こういった事例には確かに有効ではあるかもしれない。

今回の松田の件では練習場にたまたま看護師の方が居合わせていた。
その方が心臓マッサージをしたことで今こうして
松田の心臓が脈打っているというわけ。
となると、今後このようなことが起こることを想定するのであれば
循環器系のチームドクターを常駐させ、その上でAED設置の環境の下で
練習等を行なっていくような形になるんじゃないかな、と。

何が言いたいか、というとバカの一つ覚えで
「AEDがあれば・・・」なんて声が上がっているから。
今回のような心筋梗塞には効果はないし
心肺停止状態になったらAEDは意味がないんだよ。

ただ、松本山雅は8月3日からAEDの設置を開始している。

 

 

松田よ、そろそろ起きてくれ。
みんな待っているぞ。

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