矛盾

プロ野球

はーい、年中長袖グレーな「1」
あおちんコト稲城市の青木さんでス。

先日行われたドラフト会議で日本ハムに交渉権が渡った菅野の件なんだが
通常であればどこに指名されてどこに行くとかというのは大した問題ではないと思うが
今回はいつもとは事情が異なる

1、原監督は菅野にとっておじ
2、原監督の父は菅野にとって祖父

その上で讀賣の指名を熱望し「他球団なら拒否」みたいな話になっていて
他球団の入札の事前挨拶を断っていたとまで言われている。
(本当かどうかは定かではないが)

それでいて「原監督のおい、としてではなく1人の選手として見て欲しい」とまて言っているとか。
まあそれでも讀賣に行きたいのなら勝手に指名蹴って讀賣に入ればいいだけのことなんだが
オレはすんなり日本ハムに入団したほうがいいと思う。

というのも

もしこの菅野が讀賣に入れば「縁故」という形とも取れる。
そうすると入団当初から他の選手とは評価の基準が異なる。
いわゆる縁故である分甘めの評価である。
縁故で入るってことはその時点で贔屓目で見られるわけだから
周りにとっては面白くない、っていう話になっても決しておかしくない。
そのため彼自身がその評価の通りに活躍すれば何の問題もないが
彼が甘めの評価を受けることで犠牲となり選手が出てくるのである。
そして評価通りの働きができなかった時にどうなるか、というのを考えると
彼はチーム内で居場所を失うかもしれない。
まあ、そこは原一族が全力でもみ消すだろうから
そんなことはないと思うが、原だっていつまでも讀賣の監督を
やれるわけではないのである。そして原が監督から退くと
後ろ盾を失うことになる。主力選手としての働きが出来ていれば
何の問題もないと思うがもしそうでなかったとすれば
本当に居場所がなくなると思う。

だいたいね、原辰徳の甥としてではなく1人の選手として評価して欲しいのなら
逆に讀賣という選択肢はないと思うんだけどな。

ま、言いたいことは叔父のいるチームだとやりづらくないか?ってね。

っていうかね、ドラフトは選手が球団を選ぶ場ではないのだよ。
それは何年か前までロッテで監督をやってた
Bって人がある選手に対して実際に言っているのだよ。
そのある選手はBが監督をやっているロッテに入団したかったのだが
交渉権を獲得したのは横浜だった。そこで、Bはこのように話している。

「君の気持ちは大変ありがたいが(指名された)横浜に行くべきだ」

と・・・
そのある選手は結局横浜には入団せずその後のドラフトでロッテに入団している。

ま、そのBの言葉を借りるのであればやはり日本ハムに行くべきではないのかなと。

日本生命に行こうがアメリカに行こうが独立リーグに行こうが奴の勝手だ。
ただ、言っていることと実際とがちょっと違うような気がしてね。

オレも一番最初の就職は縁故で相当苦労したから。
周りにも変な目で見られるし迷惑もいっぱいかけたしね。
身内いないほうがのびのびやれると思うよ。
実際オレがそうだったしね。

ま、好きにしろ。

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