命の重さってどのくらいなの?

その他

まず大津市の件だが何がどうなっているのか一般報道されていない部分があるので
やたらなことは言えない、その上で今回書かせていただく。

いじめ、というのは残念ながらどこの世界にも存在しうるものであり
その原因もいじめる側、いじめられる側双方にあり
お互い、そして周りの者がそれに向き合い動くことで解決するものだと思う。
だからよく「いじめというのはいじめられた側にも問題がある」という話になるわけ。
これは正論である。

ただ、形はどうであれ人が亡くなってしまうということは
それはもはやいじめの域を越えてしまったと考えるべきなのかもしれない。
だいたい本来いじめを解決させなければならない立場の教師まで
いじめる側と一緒になって笑っているというような現象がまずおかしい。
いじめられた側はいじめる側に立ち向かうことができればいいが
それが不可能と考えればまず大人に助けを求めることになる。
そこでまっとうな対応ができれば今回のようなことはまず発生しない。
しかし、現にいじめられた側の生徒は亡くなっている。
自殺ということにはなっているが遺書が見つかっておらず
また、この件に関しては不自然な点が多いとされているため
他殺の可能性もあるのだという。

そういったときに警察、教育委員会等の機関が動かなければならないと
思うが残念ながら機能しているとは言いがたい。
これに関しては文部科学省が動くという話もあるくらい。
地元警察が動かないのであれば警視庁が動けば、って話も出ている。

というかね、人死んでるんだよ。
もっと真面目に取り組めないのかね。
身内が元警察とかMPTA会長だとかで上から圧力がかかる言うし
「いじめた側にも人権が」なんてふざけたことを言っている人間もいるみたいだが
理不尽な形で人権を奪われた被害者の人権はどうなるんだよ?

以上、こんなブログで書いたところでなんの意味もないだろうが
あえて書かせていただいた。

もし被害にあって亡くなられた生徒が今も生きていれば中学3年生。
これからの明るい未来をこういった形で奪われてしまったことをもう少し考えていただきたい。

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