駒苫と早実、内容はさっきっからニュースで散々流れているから割愛させていただくが
ノックアウト方式のトーナメントにおいて延長に回数制限を設けて再試合という制度は
まで日程に余裕を持たせることができる3回戦あたりまでは確かにアリだと思う。
しかし今回は決勝だ。この再試合で勝者と敗者が決まってしまう。
(いや再々試合なんて可能性もあるにはあるが・・・)
甲子園の場合、いくら分業制がしかれるようにはなったが今回の両校の投手のように
1人の投手でずっと投げぬくなんてこともまだあるのだ。
いくら大会前のメディカルチェックをしてもこんな無茶なことをやられては
それこそ取り返しのつかないことになってしまうのだ。
勝負をつけなければならないのはわかるができることなら
どちらも勝たせたかったと思った方も多いであろう。
それこそ延長15回で打ち切ってこれをもって両校優勝とする、
ってわけにはいかないのであろうか?
だってさ、サカーじゃ「これでは選手が氏ぬぞ」言ってJ2からVゴル方式がなくなり
やがてはJ1も90分で打ち切りとなった。
延長戦ってさ、見ているほうはドキドキはらはら。やってるほうはもっと大変なんだから。
やってる選手はまだ高校生。成長途上の者だっているはずだぞ。
甲子園は高校球児にとって憧れの聖地である。
そこで長くプレーしたいのはわかるんだけど
そこを大人である主催者側が無茶なことを止める役にならなきゃ・・・
高校野球の主役は高校生だ。
だけど高校生には大人だからこそできる冷静な判断ってできないだろ。
だからこそ、大人が選手を守らなければならない。
いくら対策をしても抜け道はある。
そうはいっても改善の余地はまだまだあるぞ。
明日は再試合、どっちかが敗者になってしまうんだよな。
これってなんとかならないもんなのかね?