やはりアウェイで、なおかつ今回のように相手が強いと難しいと言うことなのか。
新潟の場合公務員殿が話すようにホームでは絶対的なアドバンテージがあるために
たとえ相手が強いところであっても勝ち点3を獲得することができたりする。
しかしアウェイの場合はホームのときほどのサポートがないために難しいのだ。
今年のオールスター東軍は9チームのうち7チームが固まっている。さらに甲府も首都圏の中に
カテゴライズされているために関東7チームとはさほど離れてはいない。
しかし、新潟の場合は同じ東軍とはいえ一番近い大宮でも新幹線で2時間。
他のチームとは距離的なハンデを背負わされている。
しかも冬になると雪でグランドを使うことが難しく他の地域でのジプシー生活となる。
でもそれが本当にアウェイで勝てない理由なのであろうか?
実は新潟のJ1初勝利は2004年4月4日の柏レイソル戦。
あのロスタイムで2点とってひっくり返した試合だ。
山口素弘は「ウチはあきらめの悪いチーム」と言っていたが
これはフィジカル面を強化した結果走り負けないサカーができたということなのである。
つまりアウェイで結果が出ない理由としては単なる言い訳になってしまうのだ。
だって去年まではアウェイの成績がホームほど良くはなかったがここまでダメということはなかった。
ようするに監督のやり方に問題があるんじゃないかということが言える。
「調子のいい選手をどんどん使う」とかいいながら結局は選手をいじることを
なかなかしなかったり、山形監督時代からそうだったという「交代が遅い」と言うのも
その理由のひとつであろう。また去年までに経験値の高い選手(桑原=現北九州、木寺=現熊など)
を解雇してしまったというのもここに来て影響がでているのではないかという見方もできる。
今の新潟で精神的にタフな選手と言えばキングオブ中位力こと岡山先輩、そして
2度の大ケガを乗り越えピッチに戻ってきた船越優蔵。この2人くらいしかいないのだ。
あのさあ、経験って金で買えるものではないんだよ。
そりゃ年齢的な問題で使えるかどうかってのもあるんだけど経験値の高い選手は
いろんな修羅場をくくりぬける能力があるからそれもまたチームには欠かせない
存在になるはずなんだけどね。
まあいい。新潟が今年はこれでやるって判断したんだからね。
まだ発展途上であるチームには経験値のある選手は必要だと思うんだけど・・・。
(だからと言ってクワや組長を戻せと言ってるわけではないよ)