はーい、年中長袖グレーな「1」
宮脇咲良と誕生日が同じ(ちなみに昭和48年生まれだがw)
あおちんコト稲城市の青木さんでス。
今年もプロ野球の新人選手選択会議が行われた。
よく「意中のチームに入団できないなんて職業選択の自由に反する」
なんて言葉を聞くがこれはおかしいと思う。
というのも、まずこのドラフトに対象となるべく候補の選手が
志望届というものを出す。もちろん海外や進学等で
NPB以外の進路を希望する人間ははなっから出さない。
で、ここで重要なのがこの志望届である。
もうすでにこの届けを出した時点で
「プロ野球選手」という職業に就くことを選択しているのである。
ようは「プロ野球株式会社」というところに入社を希望し
球団と言う名の各事業所に配属させるための会議がこのドラフトである。
去年を例に例えると、東京の讀賣事業所に配属を希望していた人間に
北海道事業所へ配属となる辞令を交付された。
しかし、東京の讀賣事業所への配属を希望したため断った、ということになる。
これとは別の人間の話は
「野球をさせてもらえるのであればどこでもいい、希望といえば千葉か」
という者がいて複数の事業所から入札があり抽選の結果千葉への配属が決定し
涙を流して喜んだというのである。
まあ人間である以上行きたいチームもあるだろうしそうでないチームもあるだろう。
ただ、行きたくないチームに指名されて露骨に嫌がり
入団を拒否するというのはどうかと思うし意中の球団ではないところに
指名されないようにある種の脅しをかけるというのはやってはいけないと思う。
過去にそういったケースはあった。
例えば巨人入りを熱望した清原は西武に指名されそのまま入りその後FAで巨人に移った。
今は昔と違いFAがあるのだからまずは指名されたところに入りそこでがんばる。
そしてFAの権利を獲得した時に移籍すべきか否かを判断する。
これが選手にとっては一番いいのかもしれない。
また、入団当初は意中のチームでなかったが時が経つにつて
そのチームのことを気に入りプロ入り当初の希望が
どこかに行ってしまうということもあるだろう。
人間って生きてるうちに考え方が変わるなんてことあるからね。
いずれにせよ、ある特定チームばかりが恩恵に被るドラフトは制度的にどうかと思う。
まあでも、今年のドラフトは有望な選手がたくさんいて
そのわがまま言う人間が足かせをなったなんて話もあるみたいだが・・・