少年法。
これは未成年犯罪者を守る法律であり古い法律でもある。
で、昨今いじめや体罰が問題になっているが
じゃあいじめとはなんぞや、と言われると
最近の学校でのいじめというのはその範疇を超えているものばかり。
例えば一般社会では恐喝ともとられるような出来事が起こっている
これをいじめというらしい。
また集団暴行もいじめという事になってしまうらしい。
大人がやれば犯罪として取り扱われる案件が
単に少年法と言うものに守られ単なるいじめとして片付けられてしまう。
大津の件にしてもそうだし、桜宮高校の件にしたってそう。
桜宮高校は少年法とはちょっと違うが学校で起こった出来事。
社会で起これば犯罪なのに学校では聖域か何かなのか?
その桜宮高校の件は大阪市長である橋下徹氏がある程度の策を講じたが
大津の件は何もなし。被害者がただ亡くなったというだけで終わりである。
なぜ被害者だけ実名がさらされるのか、理解に苦しむ。
で、実は過去にこんな案件があった。
いじめとはまた違うが2000年7月に当時16歳だった少年が実の母親を殺した。
そして約1ヶ月後に中等少年院に送致された。
少年院で3年1ヶ月の矯正教育を受けて2003年10月に仮退院。
2004年3月の本退院(期間満了)まで保護観察下にあった。
その、この少年がどうなったかというと
大阪市浪速区姉妹強盗殺人事件の容疑者となった。
少年法に守られ、矯正教育を受けたにもかかわらず
22歳の時に再度殺人を犯してしまったということ。
山地悠紀夫という名前なので検索さえすれば出てくると思うが
彼はその後死刑判決を受け25歳の若さで死刑の執行を受けている。
ようはね、もう少年法が時代に合っていない法律ということ。
こういう事例がある以上、何らかの形で少年法は改正されるべきであって
一部の意見では少年法そのものは
もうなくていいんじゃないかって意見もあるほどである。
まあ確かに少年法は要らないと思う。
あと暴行や傷害、強姦罪等の最高刑が軽すぎるのもダメ。
道路交通法に違反して被害者が亡くなった場合は殺人でもいいと思う。
そしていじめ自殺や凶悪な事件の加害者は実名入りの報道をしてもいいと思う。
それが無理なら親の名前を晒せばいい。
なんとかならないかね?