さて、東急目黒線に急行が走ることになるのだが

交通機関

いつもオレの脚となり職場まで運んでくれている東急目黒線。
だが、現在不動前と洗足の間で工事中のため徐行運転。
(ちなみに不動前には工事の影響でホームゲート撤去中)

武蔵小山と西小山、そしてその間の線路を地下に移すというのだ。
その工事が完成するのが7月でJR東日本みたいにそれに伴う運休はない。
さらには9月から急行を運転するというらしいのだ。
で、どのような運転形態になるのかなんだけど
東急目黒線は東京メトロ南北線、さいたま高速鉄道と東京都交通局三田線
の4者(三田線が会社経営ではないため「者」)間相互乗り入れを実施している。
実はこの4者、足並みがそろっていない。
6両でないとやっていけないさいたま高速鉄道にそれに合わせざるを得ない
状態の南北線。実は8両運転をやりたくて仕方がない三田線。
(朝のラッシュ時に御成門折り返しがあるのは6両運転では白金高輪の
折り返し運転で客をさばききれないための処置)
その板ばさみにあっている目黒線といった具合にそれぞれの事情が異なるのだ。
で、急行を運転するとなるとここが問題となってくる。
実は以前から「急行運転は三田線、各駅停車は南北線。そのための緩急接続は
待避線ができる武蔵小山」という話があった。そしてそれを機に三田線のみ
8両編成に増強するということなのだが今のところ都営側に車両に関する
動きはない。東急側も車両の投入が田園都市線中心の動きとなっている。
(一応「目黒線用」という名目で12両の投入計画がある)
急行を導入しても編成の有効長は変わらないために当初の計画通りという
わけにはいかないらしいのだ。まあ急行を導入するのはいいのだが
6両のままではかなり混雑しそうだ。急行だけでも8両にしないのかね?
メトロも都営もホームの有効長は8両になっているし東急とさいたま高速だって
8両分のスペースは確保しているんだろ・・・と思ったら奥沢がパンクするか。
目黒線の留置スペースはあんなしょぼいんじゃなあ。

急行を導入しることにより便利になればいいが一部利用者にとっては
不便になることも予想される。何かを犠牲にしなければこういったことは
できないからね。具体的な例を挙げろって?京王相模原線。急行停車駅
しか便利にならん。ダイヤ改正の度にどんどん不便になっているんだもの。
これじゃあ石川だって必死になるよ。
「せめて(市役所のある)稲城にだけでも急行を停めていただけないかと・・・」
ってここ何年か言い続けているらしいからな。

タイトルとURLをコピーしました